九 州
熊本・大分・宮崎
2006

12月9日10日

●12月9日
羽田−[ANA643]−熊本空港−[レンタカー]−赤水−
ミルクロード−かぶと岩展望所−小国−天ヶ瀬温泉
                  シャレー水光園(泊)

●12月10日
天ヶ瀬温泉−九重夢大吊橋−あざみ台展望所−くじゅう花公園
−大観峰−城山展望所−阿蘇 草千里展望所−
高森 湧水トンネル公園−高森峠−高千穂峡−国見ヶ丘−
高森峠−長陽−俵山峠展望所−熊本空港−[ANA648]−羽田
初日は雨模様の天気です
阿蘇外輪山の稜線に沿って続く
「ミルクロード」からの眺めです

正面には雄大な阿蘇山が眺められるのですが
天候が悪く見えません

雨が止みそうもないので宿へ直行します
今回の宿は
「天ヶ瀬温泉 シャレー水光園」です

外観の見た目よりも
こじんまりとした宿です
温泉宿ですが
洋室を選びました
結構ゆったりとした部屋です
宿の部屋からの眺めです

目の前を玖珠川が流れ
川の中に
宿の露天風呂があります
この露天風呂は
すべての部屋に
近くの橋からも丸見えです

昼間に入浴するには
ちょっと勇気が要ります

大雨が降ると
露天風呂は水没するそうです
夜になると
橋に装飾された
イルミネーションが点灯されます
翌朝
宿の周辺を散策してみました


玖珠川は
下流に進むと筑後川となり
有明海へと注ぐ川です
2日目は
空が明るく
晴れてきそうです
温泉街を歩いていると
昔ながらの「丸くて赤いポスト」を
3つも見かけました


昔から置いてあるのか
風情を出すために
わざと設置しているのか判りません
早朝から
饅頭を蒸かす湯気が立ち上る
「そば饅頭店」があり
入ってみました
出来たての「そば饅頭」を食べてみました

小さめの饅頭ですが
椎茸茶付で75円です
2日目まずは
話題の「九重夢大吊橋」へ
向かいます







吊り橋が見えて来ました
午前9時に「九重夢大吊橋」到着です
200台の駐車スペースがある駐車場はほぼ一杯
吊橋は人で溢れています
この吊橋は
長さ390m高さ173mで
人道用の吊橋としては日本一だそうです


橋の外観が金属色そのままではなく
もう少し周りの自然と調和した色(茶色)などに
塗れば良かったのに

でもそうすると鳥などがぶつかってしまうか・・・
吊橋を渡ってみます

橋が揺れて「ゴン・ゴン」と
何かにぶつかる金属音が聴こえてきます
人が連なり大渋滞です

揺れがひどいので
手すりにつかまり
途中で立ち止まる人もいます
足元はグレーチング構造(網目)で
173m下の川底が見えます
例えれば
高さ173mの2本の超高層ビルの間を
風に吹かれて揺れながら渡っているような感じです
橋の下は「九酔渓」という渓谷で
右手には「日本の滝百選」に選ばれた
「震動の滝」が望めます

こちらは「雌滝」


橋が揺れるので
「手ぶれ防止機能」の付いたカメラでないと綺麗に撮れません
後ろを振り返ると
「雄滝」の2本の滝です


以前この滝を見に来たことがあります
その時は駐車場が5〜6台しか置けず
狭い山道を下って見に行ったなぁ〜
橋を渡り終えました
再び橋を渡って戻ります


渡って来たけど
怖くて再び橋を渡って戻りたくない人のために
バスが用意されているそうです
しかし
すごい人出です

九重町は当初
橋の来場者の年間目標を
30万人としていたらしいが
開業からわずか24日目で
30万人を突破したという
次は
やまなみハイウエイを走り
「くじゅう花公園」に向かいます


途中の「長者原」です
天気が良ければ
壮観な眺めが満喫できます
牧ノ戸峠付近からの眺めです
峠を越え
九重の山を下って行きます
眼下には
久住高原が広がっています
久住高原
「あざみ台展望所」に寄ってみました
青空が広がり
くじゅう連山が綺麗に見えて来ました
「くじゅう花公園」に到着です
花の時期ではないので
来場者はほとんどいません
ガーデンの後方には
くじゅうの山々がそびえています
この時期は
ストックとパンジーが
中心に植えられています
「カントリーガーデン」です

宿根草・花木をを中心にした
イングリッシュ風ガーデンです
この「カントリーガーデン」を制作した過程は
こちらでご覧になれます

庭造りの参考になります
香りの雑貨ショップ「風香房」
彩りの丘は
一面「パンジー」です
どこまでも「パンジー」が続きます

1〜2月の冬季休業の前に
パンジー苗のつめ放題持ち帰りサービスをするそうです


ひょっとして
このパンジーを
掘り起こして持ち帰るのか?
木材を使ったバラのアーチです

丸太や枕木など
自然の素材を生かした
庭造りをしています
パンジーとストックで溢れています
春から夏に
また訪れてみたいです
木のぬくもりが漂うお店です
続いては
「大観峰」に到着です
阿蘇山を取り巻く外輪山で
世界最大のカルデラを一望できます
西方向の眺めです

外輪山の稜線に沿って通じる
「阿蘇スカイライン・ミルクロード」は
快適なドライブコースです
東方向に突き出た外輪山は
「象ヶ鼻」という山です
牧場が多い
北方向の高原地帯の眺めです
霞みがかっているため
遠くの山並みはよく見えません
「城山展望所」からの眺めです

正面には阿蘇山が見えるのですが・・・
阿蘇登山道路を登って来ると
「米塚」が見えて来ます
標高954mの
ぽっこりとしたプリンのような山です
草千里展望場からの眺めです

正面の山は「烏帽子岳」
「草千里ヶ浜」です
噴煙を上げる「阿蘇中岳」です
「杵島岳」
標高1326mです
少し近づいた位置からの
「阿蘇中岳」です
「烏帽子岳」
標高1337mです
阿蘇山の草原地帯には
5月頃に「ミヤマキリシマ」の花が咲きます
阿蘇山を南側に下り
「高森湧水トンネル公園」に寄って見ました
このトンネルは
鉄道を通す目的で掘られたのですが
出水がひどく工事を断念したそうです


クリスマス装飾が延々と続きます
高森峠を越え
宮崎県の「高千穂峡」までやって来ました


高千穂峡を跨ぐ3本の橋が見えます

一番下が大正時代の「神橋」(石橋)
中央に見える橋が昭和時代の「高千穂大橋」(鋼橋)
一番奥の橋が平成生まれの「神都高千穂大橋」(コンクリート橋)
と3代の橋が架かっています

同じ渓谷に3本のアーチ橋が架かるのは
全国でも高千穂だけだそうです
高千穂峡は
阿蘇山の噴火によって流れ出た溶岩が
五ヶ瀬川の流れに浸食されて出来た渓谷で
国の名勝・天然記念物に指定されています
渓谷には
奇岩や柱状節理の断崖が続きます
ボート遊覧も出来ます
「真名井の滝」です

高千穂峡の観光案内のイメージ写真に必ず登場する滝です
シャッター速度を変えて
撮ってみました
微妙に
滝を流れ落ちる
水の帯の感じ変わります
ボートに乗っている人は
滝の水しぶきで濡れそうです

夏なら気持ち良さそうです
幻想的な景観が続きます
高千穂峡から近い
「国見ヶ丘」に寄ってみました
「国見ヶ丘」は
高千穂盆地や阿蘇の山並みを一望できる
標高513mの丘です
晩秋と早春の早朝には雲海が広がり
幻想的な風景が眺められるそうです
高森峠付近から
阿蘇山の眺めです
日没近くに
「俵山峠展望所」に寄ってみました

残念ながら雲ってしまい
夕日を浴びた阿蘇山を
見ることが出来ませんでした