北海道
道 東
2006

10月21日22日



●10月21日
羽田−[ANA837]−中標津空港−[レンタカー]−開陽台−
標津−羅臼−知床峠−知床五胡−ウトロ  ホテル知床(泊)

●10月22日
ウトロ−知床五胡−斜里−611の丘−清里−神の子池−
裏摩周展望台−弟子屈−摩周湖第三展望台−次郎牧場−
双湖台−阿寒湖 滝見橋−太郎沼−双岳台−弟子屈−
美幌峠−女満別空港−[ANA4778]−羽田




ANA837便 襟裳岬沖上空より
襟裳岬を望む
中標津空港に到着です

国内唯一の
木造の空港ターミナルです
中標津に来たら必ず訪れる「開陽台」です
秋の開陽台は初めてです
広大な放牧場です
弟子屈方面
遠くに阿寒の山々が望めます
北東の山は武佐岳です
開陽台から東へ向かう道路
通称「ミルクロード」です
周辺の牧場から出荷された
生乳を運ぶトラックが多く通るのでこの名がついたらしい

アップダウンのある直線区間は
気持ち良くドライブできます
R334知床横断道路を走り
知床峠に到着です

まもなく冬季通行止め規制となります
知床半島上空は厚い雲に覆われていますが
根室海峡方面には
雲から頭を出した国後島の山が
薄っすらと見ることが出来ます
知床峠は強風の中
みぞれが叩きつけように降っています
R334知床横断道路をウトロに向かって走行中
太陽が紅葉の森を照らし出しています
道路沿いにはたくさんのエゾシカがいます

車と並走して路肩を全力疾走する
親子のエゾシカも現われました

この時期
車と衝突するエゾシカが多いそうです
知床五胡に向かう途中
数人が岩尾別川を覗き込んでいます

車を止めて行って見ると
直前まで
ヒグマが遡上してきた鮭を捕らえていたようです

多くのカメラマンが超望遠レンズ装着カメラで
その一瞬を撮られようと待機しているようです
人間が食べられなければいいが・・・

この時期ヒグマも冬眠の前に
たくさんの餌を摂らなければならないので動きが活発です

私も
クマ避けの鈴を購入しました
知床五胡入口の近くで
エゾシカの群れに遭遇しました
草地が雪に覆われる前に
たくさんの餌を食べているようです
動物たちも
冬が近いことを
察知しているのでしょう
知床五胡に到着
まずは一湖です
つづいては二湖
晴れていれば
知床の山々が綺麗に眺められます
何とか紅葉の時期に間に合ったようです
湖面に映し出される木々が綺麗です
紅葉もそろそろ終わり
まもなく
白の世界へと季節は移り変わります

2日目の朝
ホテルの窓から
オホーツク海の眺めです


2日目も曇り空です
オホーツク海に突き出したプユニ岬です
紅葉が綺麗です
前日
日没のため周れなかった
五湖に再度向かいます

朝はエゾシカの姿は見かけません
昨日に引き続き
知床五湖を散策
します
まずは五湖です
湖面に映る紅葉が綺麗です
落葉も進んでいるようです
つづいては四湖です
晴れていればもっと綺麗だろうな・・・
まだ
午前9時前なので
とても静かです
と思ったら
あちこちからキャーキャーと
喚声が聴こえてきました
どうやら団体の観光客が
たくさん来たようなので撤退します

駐車場に戻ると
10台近くの観光バスが
すでに駐車していました
知床自然センターから
徒歩で10分程のフレペの滝にやってきました
迫力ある断崖から
流れ落ちる滝です
この滝は川から流れ落ちるのではなく
断崖の途中の
湧き出した地下水が海に流れ落ちる珍しい滝です
紅葉も
色あせ気味になってきました
知床観光の定番「オシンコシンの滝」です
いつも団体の観光客が多いので
最近は敬遠していましたが
久しぶりに寄ってみました
初めて訪れる
斜里町の「611の丘」です

なぜ「611」と呼ぶかというと
北海道の旅情報掲示板で
「レス番号611」の投稿者が紹介したためらしい
(現 天に続く道)
多分ここで間違いないと思うが・・・
小さな展望台からの眺めです
後方にオホーツク海が望めます
この一画だけ
黄がらしの花が
まだ咲いています
畑の肥料にするために咲かせています
つづいては
「神の子池」に寄ってみました


裏摩周の北側に位置する池です
摩周湖の地下水によってできた
青い清水を湛える池です

摩周湖(カムイトー=神の湖)の
伏流水からできているので
「神の子」池と呼ばれているそうです
まるで「クールバスクリン」でも入れたような
アクアブルーの綺麗な沼面です


周辺の紅葉は終わっているようです
神の子池から少し南に位置する
「裏摩周展望台」です
メジャーな摩周湖第一、第三展望台とは
また違った表情を見せてくれます
摩周湖周辺の紅葉も終りのようです
養老牛温泉手前の丘に「牛」の文字が
牛の放牧場と牧草地のようです

綺麗に刈り込んだ「牛文字」は
飛行機からも見えそうです
晴れ間も広がり
養老牛から北25号線に入り虹別でR243に合流
弟子屈に向けて快調に車を走らせていたところ
対向車線路肩 非常駐車帯に隠れるように潜む
「パンダ」みたいな物体が目に入った
「パンダ」がこんな場所にいるはずがない・・・
うわっ〜「パトカー」だぁ!
安全運転の飾り物ではない〜本物だ〜
完全にロックオンされてしまった感じ・・・
急減速して
すまし顔で右側に停車していたパトカーをやり過ごし通過
バックミラーを覗くと
うわっ〜やっぱりだめだぁ〜
パトカーが赤色灯を点けてUタ−ンして出てきた〜
とうとうこの時がやって来てしまった
停車中のパトカーによる速度感知の取り締まりでした

年に数回は北海道の道を相当な距離走っているので
取締りをやっていそうな場所・路線は
かなり把握していたつもりだったが・・・


なによりもショックなのは
免許を取得した19歳の時に
一度スピード違反で捕まって以来(違反は今までこの1回だけ)
駐禁・一時停止など含め
●●年間無違反だったのに・・・(単に運がよかったのかも)


●●年無違反の記録が途絶えた一瞬でした
法定速度違反 26k超過(60kの所86kで走行)

北海道の道は速度標識が無い区間が多いが
そういった区間の法定速度は60kである
市街地や民家が沿道に増えて来ると
50k規制の標識が立っている事が多い
しかし、ほとんどの車の平均速度は80kで走っている
80kで走っていても
観光バスやトラックに追い越しされる場合もある
首都高速よりもはるかにスピードを出している車が多いのです

中標津警察署か弟子屈警察署の警察官だと思い聞いたところ
道警 釧路方面本部釧路機動警察隊」の警察官でした
釧路支庁・根室支庁の広大な地域をカバーするそうです

お仕事ご苦労様です!

当日の朝刊にも載っていましたが
エゾシカと衝突した車が電柱に衝突して横転 
運転手とエゾシカが死亡した事故もありました
北海道の道ではついスピードを出しがちに
でも、事故を起こすと重大な事故になりかねないのです
北海道の道 スピードは控えめに・・・
「ブルー」な気分を吹き飛ばすため
摩周湖第三展望台にやって来ました
湖面は綺麗な「ブルー」でした
第一展望台に駐車した場合有料ですが
こちらの第三展望台は無料です
なので摩周湖に寄った時はこちらで眺めます
ますます「ブルー」な気分になるような湖面です
第三展望台から
屈斜路湖・硫黄山方面の眺めです
弟子屈の「次郎牧場」内にある
「ジローズ・カフェ」でランチです

ビーフシチューを注文
まろやかで美味しかったです
この次郎牧場では
乗馬が出来るという事で乗って見ました

ちょっとやる気がなさそうな顔の馬ですが
しっかりと言う事を聞く馬でした

3歳の雌馬で
名前は確か「エリー」?
だったかな・・・


ブルーな気分から
すっきり
気分転換できました
阿寒湖へ向かう途中にある
「双湖台」からの眺めです

中央に見える湖が「ぺンケトー」で
左上のかすかに見える湖が「パンケトー」です


周辺の木々はすでに落葉しています
阿寒湖手前にある
「滝見橋」からの眺めです
紅葉のビューポイントらしいです

紅葉が残っていて
結構綺麗な眺めです
この渓流は
阿寒湖から流れる
阿寒川です
雄阿寒岳登山道を
400m程進んだところにある「太郎湖」です
残念ですが
紅葉は終わってしまいまし
わずかに残る紅葉です

この先には
「次郎湖」という湖もありますが
ここで撤退します
「阿寒湖」ですが
一番東の入り江の湖岸です
いくらかの紅葉が見られます
温泉街がある阿寒湖畔より
とても静かな場所です
双岳台」から眺める「雄阿寒岳」です
まだ
雪景色ではありません
美幌峠を抜けて女満別に向かう途中
峠の手前から雪が降り出しました
美幌峠駐車場にて

あっという間に真っ白になってきました

レンタカーは
すでに冬タイヤ装着車なので安心です

暗闇の中
女満別空港滑走路の
誘導灯の灯りが
浮かぶように見えてきました

女満別空港19:00発にて帰路に・・・